みなさんこんにちは!看護師として勤務してきて、日々の業務に加えてあらたなことに挑戦してみたくありませんか?そんなときには看護資格を取得してみることをお勧めしています!現在たくさんの看護師がキャリアアップを目指して資格取得をしており、臨床現場で活躍しています。資格を取得することは資格手当によって収入アップが見込めるだけでなく、初心に帰って勉強することで、自分の知識や技術を確かなものにすることができます!患者さんに自信をもって対応するためにも、ぜひ資格取得をしてみませんか?
今回紹介していく資格は、マタニティビクス認定インストラクターです!
マタニティビクスとはあまり聞きなじみがないかもしれませんが、妊婦さん向けに考案された、妊娠中にできるエクササイズのことです!妊婦さんの負担にならないように開発された軽い運動になります。マタニティビクスを行うことで、妊婦さんの肉体的、精神的なリフレッシュにつながる上に、健康的な体できたるべき妊娠に備えることができると言われ、広く普及している治療の一つです。
マタニティビクス認定インストラクターという資格を取得すると、マタニティビクスを専門的に指導し、技術を伝えていくことができます。産婦人科の看護に関わっている方や、これからかかわっていきたいと考えている方には、仕事の幅を広げるためにもお勧めしたい資格です!クリニックだけでなく、エアロビクスのスタジオでもインストラクターとして働くことができるため、自分のやりたい道が見つかるかもしれません。
では、詳しくマタニティビクス認定インストラクターの資格を取るための方法を見ていきましょう!
この資格って難しいの?
マタニティビクス認定インストラクターの資格を取得するためには、一定の条件を満たしたうえで認定試験を受験することが必要になります。試験の合格率は非公開になっておりますが、受験者と有資格者の人数から合格率は高く、難易度はやや易しいかと思われます。試験内容は筆記試験と実技試験の2科目を行います。知識や技術だけでなく、患者さんに接する態度も審査されることになりますが、積極的にマタニティビクスに関わって、講習会をしっかり受講していれば心配はいりません!日々の業務もあるかとは思いますが、セミナーに参加して勉強してみてください!また、セミナーに加えて追加講習会も用意されていますので、試験対策を万全にしたい方は受講してみてください!
資格取得の条件は?
資格を取得するためには認定試験を受験しなければいけないと先ほど述べましたが、それには日本マタニティフィットネス協会が主催する講習会で、「講義」と「実技」の両方を受講していることです。講習会の会場は東京、名古屋、大阪、福岡、鹿児島の脛都市です。「講義」分野は2日間、「実技」分野は4日間にわたります。時間に余裕のある時にぜひ受講してください。申し込みは学会のホームページ、電話、FAXで行うことができますが、開催日1か月前までに申し込まなければいけないので、注意してください。受講料は日本マタニティフィットネス協会の正会員の方は190,782円、非会員の方は、194,346円が必要になります。
場所と費用を教えて!
さて、無事に「講義」と「実技」の講習会を終えると、認定試験を受験することができるようになります。試験は講習会を受講してから2年以内に申し込みしなければいけないので、注意してください。試験は9月と12月の2回行われています。試験日の1か月前までにホームページか、電話、FAXで申し込みしましょう。受験会場は東京になります。開催地、開催時期は例年異なりますので、詳細は日本マタニティフィットネス協会ホームページで確認してください。もしも試験に不合格だった場合は、21,600円で認定試験のみの再受験をすることができます。
受験料は講習会費用に含まれているので必要ありませんが、無事試験に合格した場合には資格の登録料として1,080円がかかります。つまり、この資格を取得するのに必要な費用は最低でも200,000円以上になります。また、資格の更新は必要ありません!
この資格って役に立つ?
さて、これまでマタニティビクス認定インストラクターの資格について説明してきましたが、この資格は看護師の仕事のほかにも働く幅を増やすことができます。看護師の場合、他の場所でパート勤務としてお小遣い稼ぎに働くという方が多いそうです。病院によっては資格を持っていることで資格手当が加算される場合もありますので、さらに収入アップにつなげることもできます!みなさんもぜひマタニティビクス認定インストラクターの資格を取得してみてくださいね!
看護師専門用語解説
「ダブルチェック」
ダブルチェックとは、施術や投薬の内容を、医師と看護師の二重でチェックする方法のことです。これを行うことで医療ミスや、患者さんの薬服用の間違いなどを事前に防ぐことができます。