みなさんこんにちは!看護師として働いていると楽しいことも苦しいこともたくさんありますよね。それでも、語りきれないほど看護師という仕事の魅力はたくさんあるんです!ここでは、そんな看護師の素敵な部分をたくさん紹介していきたいと思います!
さて、今回は「病児保育のある小児科であれば産後の職場復帰が安心できる」ということについてお話していきたいと思います!看護師といえば女性の方が圧倒的に多いかと思いますが、女性でいると結婚、出産はどうしても避けて通れません。そして、子供を育てていくにあたって小さい子は病気がつきものです。そんなときに子供を見てくれる人がいる場合はいいのですが、共働きや、祖父、祖母に頼れない方はどうすればいいのでしょうか?そんなピンチの時に役に立つのが病児保育という制度です。あまり聞きなれない方もいるかと思いますので、病児保育について詳しく説明していきますね!
病児保育って何?
病児保育とは、先ほども少し触れましたが、子供が病気にかかってしまった時に、保護者に変わって病気の子供の面倒を見てくれる制度のことです。託児所や診療所のほか、公立の病院、個人病院などでこのための施設を設けているところが多いです。利用には事前に診察や登録が必要となりますが、多くの施設で医師や看護師が常駐しているため、預ける側としても安心して預けることができます。保育してくれる期間や、時間帯などは施設によって異なりますので、きちんとチェックしてから申し込むようにしましょう。また、家庭の金銭状況や、その施設で勤務しているかなどによって減額や、保育料免除などを受けることができる場合もあります。
働く女性や、共働きのご家庭にとってはとても素敵な制度だと思いますので、ぜひ有効活用してみてくださいね!
看護師だとメリットがあるかも?
さて、先ほど病児保育について説明させていただきましたが、病児保育の制度は働く看護師さんにこそぜひ使っていただきたいんです。看護師として働いている場合、パートナーも働いている共働きのことが多いのではないでしょうか。急に子供が病気になってしまった場合、お互いの両親や保育所、ハウスキーパーに頼むと言ってもなかなか難しいですよね。病児保育が行なわれている小児科は全国各地にいくつかあります。看護師の場合、そこを使用すると、社員割引のように、院内保育が安めに提供されることも在ります。これは看護師やドクターなど、医療従事者の特権ですよね!
また、子供がある程度大きくなってくると、定期検診や予防接種などでだんだん通院も忙しくなってきますよね。そんなとき、病児保育のある小児科で勤務していると、勤務しながら健診などを受診することができます!大体、生後から小児期まで、受けなければいけないワクチンはインフルエンザ菌、肺炎球菌をはじめ、8つあります。さらにこれらは抗体を獲得するまでに複数回摂取しなければいけないため、かなりの通院回数になってしまいますよね。さらにインフルエンザやおたふくかぜなど、任意接種のワクチンまで受けているとさらに大変です。早めに勤務が終われそうな日でも、たいていの小児科は5時終わり、遅くても7時くらい…。なかなか都合をつけて全部受診しているのはとても大変です。そんなときに、勤務時間帯でも病児保育で見てもらうことができればとても楽ですよね!時間を無理やり作る必要もありません。急な病気や風なども、医療従事者が常駐している病児保育であれば安心して預けることができます。とても素敵な制度ですね!
看護師として安心して働いていこう!
ここまでで、病児保育について少しお分かりいただけたのではないでしょうか。
働く女性や、その家族の方にはとてもうれしい制度ですよね!ただし、病児保育が行なわれていない病院だったり、勤務しながら受診や予防接種が行なえないところもありますので、きちんと確認してから申し込むようにしましょう。
この制度をうまく使えば、これから結婚、出産を考えている人でも、子供を産んでバリバリ働きながら子育てをしていくことも可能だと思います。病児保育のある小児科であれば、子供を産んだ後も働いていきたい方でも、安心して職場復帰をすることができます!昨今では、女は子供を産んだら家庭に入るべきだとか、専業主婦として家を守るものだなんて考え方はありえないですよね!子供を産んでも、たくさん働いて自分の人生を楽しんで生きたい方が多いと思います。このような働く女性を応援してくれる制度を有効活用して、人生を楽しんで生きましょう!
看護師専門用語解説
「ダイアビーティス」
ダイアビーティスとは、糖尿病のことです。英語表記のDiabetes Mellitusの略からDMとも呼ばれています。糖尿病は近年食生活の変化から患者数が増加しており、どこの診療科でもかかわっていかなければいけない疾患の一つです。