専門職の中でも修業期間が少ない

みなさんこんにちは!看護師として働いていると、辛いことも、楽しいこともたくさんあるかと思います。それでも、看護師として働くのはやっぱり楽しい!看護師はとっても魅力的な職業なのです!仕事のやりがいや、収入の高さ、安定した職業といったこと以外にも、看護師として働くメリットはたくさんあるんです!ここでは、看護師になってよかったこと、看護師の魅力をたくさん紹介していきたいと思います。

さて、今回紹介していく看護師のメリットは、「専門職の中でも就業期間が少ない」ということです。いわゆる専門職とは、パイロット、弁護士、国家公務員、医師、看護師、栄養士などなどたくさんありますよね。しかしその中でも、看護師という職業は、比較的修業期間が少なく、資格を取ってからある程度勤務すれば、どこの病院でも通用するほどの技術が身に着けられる職業だと言われています。試用期間を終えてしまえばある程度その病院にもなれるでしょう。では、修業期間が少ないことはどんなメリットがあるのでしょうか?

ぜひ一緒に考えてみましょう!

実践あるのみ!体で覚えていこう

さて、看護師の仕事が、専門職の中でも修業期間が少ないと言われる理由はどういうところにあるのでしょうか?それはまず、実戦経験を他の職業よりもたくさん積むことができるからです。むしろ看護師の場合、毎日のすべての業務が実践といっても過言ではありません。一人で一日に何人もの患者さんを診ていれば、それはもちろん経験をたくさん積むことができます。例えばドクターなら、最初の研修医期間は看護師さんの手伝いがメインになりますし、一人で当直を任されていてもベテランのドクターには遠く及びません。その点看護師は、投薬や看護などやるべきことが診療科によってある程度決まっていますので、日々実戦経験を積んでいれば、自ずと看護師に必要な技術が身についていきます。もちろん精神科や個人病院など、心療科や施設によって必要とされる技術や習得できる技術も全く異なりますが、看護師として基本を覚えていくうえでは、少ない経験でも十分なのです。

ミスも経験!仕事に慣れていこう

先ほども少し触れましたが、看護師はとても実戦経験が豊富な職業です。そうすれば経験値がどんどん上がっていきますよね。そして、修業期間が少なくなるもう一つの理由として、ミスをすると患者さんの病状や体に関わってしまうということもあげられると思います。最悪、一つの医療ミスが裁判沙汰や、患者さんの命にかかわってしあうことも在りますよね。こういった危機感が、看護師をより成長させていく一因だと思います。大変で、ミスが許されない分、自分の仕事に丁寧に取り組んでいくことができます。そして、おのずと技術や知識が身についていくのかもしれませんね。

素敵な上司がたくさん!

最後に、看護師の修業期間が短い理由は、いい先輩方に囲まれていることだと思います。もちろん職場によって異なるとは思いますが、多くの看護師の勤務場所はかなりの割合で女性がメインになっていると思います。女性であるからこそ分かることもたくさんありますよね。女性社会とは言われますが女性を指導する場合には女性が厳しく、丁寧に教えてくれたほうが伸びていくかと思います。さらに、看護師の場合看護資格を取得していたり、キャリアを積んだ先輩方がたくさんいます。そのような人たちと一緒の職場で働いていくということでどんどん成長していくことができるのではないでしょうか。女性だからこそ分からないことも聞きやすい。女性だからこそ悩みの相談にご飯も誘いやすい。このような職場だからこそ、成長していくことができると思います。患者さんも含めて沢山の方々と触れ合っていくことで、看護師として重要な倫理観や、観察眼が形成されていくのかもしれませんね!

一人前の看護師になるために!

看護師は、一般病棟で約3年勤続年数を積めば、大体の診療科で通用するほどに成長することができると言われています。これは、多くの専門職の中でもかなり早い成長です。それだけ、厳しい業務に耐えて、サービス残業にも負けずに日々働き続けているということだと思います。とても大変な仕事ですが、それだけ早く一人前になることができれば、しっかりと患者さんに対応することもできますし、新しく資格を取得して、さらなるキャリアアップも早く目指すことができます。看護師はとても未来ある職業です。自分の人生を楽しむためにも、しっかりと働いていきましょう!

看護師専門用語解説

「帯状疱疹」

帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは、水痘・帯状疱疹ウイルスというウイルス感染で水疱瘡を発症した後、しばらくしてからウイルスが再度活発化することでおこるウイルス性疾患です。背中などに、神経支配に沿った赤い発疹が帯状に現れます。高齢者に多く、強い痛みを伴う疾患です。