ママさん看護師必見!旦那様に快く家事を分担してもらう極意④

できたらその都度「ありがとう」

あなたは、他人に何かしてもらったとき、感謝の気持ちを言葉で伝えていますか?気持ちを言葉で伝えるということは、動物の中で人間が特別にできるすばらしい行為なのです。せっかく伝えられる能力を持って生まれたのですから、日々、感謝の気持ちを持ち、またそれを言葉として伝えましょう。これは、家庭の中でも同じことが言えます。

ありがとうと伝えていますか?

あなたは、普段の生活の中で旦那様にありがとうと伝えることはありますか?何気ない日常を平和に過ごすことができているのは、旦那様や周りの人たちの支えがあってこそのことなのです。そもそも、「ありがとう」とはどういう意味の言葉なのでしょうか?「ありがとう」という言葉は、「有り難い」という形容詞から由来しています。有り難いというのは、有ることが難しい、つまりめったにないということを言います。諸説ありますが、仏教において人間に生まれてきたことが大変、有り難いことで喜ぶべきものであるというところからできてきたと言われています。そこから、他人から何かしてもらうことはめったにないことで、有り難いことであるというところから、「有り難い」が崩れて「ありがとう」という現在の形になりました。

物事をこなしてくれたら、その時に感謝を伝えよう!

ここで少し、想像してみてください。あなたが旦那様の帰りを待っている間に、夜ご飯の支度をして待っていたとします。そこに旦那様が帰宅し、何も言わず当然のように夜ご飯を食べ始めたらどう感じるでしょうか。気分はあまりよくありませんよね。付き合いが長ければ長いほど、こういった状況にはなりやすいと思いますが、良くない傾向にあることは確かです。では逆に、旦那様が帰宅して、夜ご飯に気づいたときに「ありがとう」と一言言ってから、その夜ご飯を食べるなりなんなりを始めたとすると、あなたはとてもうれしい気持ちになり、また作ろうという意欲が湧いたり、なにかまたしてあげたいと思ったりするようになると思います。これとおなじことが、あなたから旦那様に対しても言えるのです。家事をやってくれたこと、やろうとしてくれたことに対して、「ありがとう」と伝えてみましょう。そうして小さなことに一つずつ感謝を伝えることで、旦那様も先ほどあげたような考えになり、「また協力したいな」「役に立ててうれしいな」という気持ちから、快く家事を分担してもらえる第一歩となります。ありがとうと言われてうれしくない人はいませんよね。いったことで何か減るわけでもないし、積極的に感謝の気持ちを伝えていきましょう。

子どもがあなたをみてありがとうを言えるようになる

あなたが日ごろから旦那様や周囲の人に感謝をよく伝えていると、あなたの子どもはあなたをみて育つわけですから、「ありがとう」という言葉を身近に感じることができます。つまり、育っていくうちに自然と人に対してありがとうと言える人になるのです。現代社会において、そういった礼儀やマナーがしっかりできない人は多く、感謝の意を口にしない若者もたくさん存在します。そのなかで、あなたが日常生活で「ありがとう」というすばらしい言葉を発信するすばらしい習慣をもつことで、伝えることは普通なのだと認識させることができます。したがって、旦那様に対して何かしてもらった際に「ありがとう」と伝えることは、あなたと旦那様にとってお互い気持ちの良い関係性を築いて家事についても快く分担してもらえるだけではないのです。これに加えて、あなたのお子様が周囲の人に対して感謝を伝えるという習慣を身に付けるための一番の教育方法なのです。どんな教科書にも書いていません。しかし育っていくうえでとても大切なポイントです。

こういったあなたの小さな心構えの変化は、旦那様だけでなく、自分、そしてお子様までも良い方向に導いてゆけるすばらしいことなのです。なにかしてもらったり、頼んだことができたりしたら、その都度相手に対して「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えながら生活していってみてはいかがでしょうか。

看護師の業界用語

~高脂血症~

こうしけっしょう。脂質異常症とも言います。高脂血症とは、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)やトリグリセライド(中性脂肪)が多すぎる、またはHDLコレステロール(善玉コレステロール)が少なくなる病気です。これを放置してしまった際には、血管の動脈硬化が進行していき、心筋梗塞や脳卒中の危険性が高まります。高脂血症は、原因により「原発性高脂血症」と、「続発性(二次性)高脂血症」とに分類されます。