ママさん看護師必見!旦那様に快く家事を分担してもらう極意⑥

子どもからも褒めさせる

あなたは、大人になってから、母として、妻として、また看護師として誰かを褒める、または誰かに褒められることはありますか?成人してからこういった褒めたり褒められたりする機会はほとんどなくなってしまったのではないでしょうか。今回は、その褒めるという行為について焦点をあてて、家族の中での関係性、家事への取り組みについてを考えてみていきましょう。

家事をやってもらえたらとにかく褒めよう!

あなたは大人になってから褒められることはありますか?大人になってから看護師として働いて、自宅に帰ってからは家事をこなし、子どもの面倒をみているという生活をしていると、周囲の人に褒めてもらう機会はめったにないと思います。小さい頃を思い出してみてください。勉強や宿題をした、テストで良い点数を取った、なにかを達成した、お母さんの手伝いをしたといったことで、褒められたことはしばしばあったのではないのでしょうか。褒められると、内容に関わらず人はうれしいものです。うれしいという感情の他に、物事に対する意欲も向上します。これは、年齢に関わらず大人になったいま現在でも同じです。旦那様に家事をしてもらったら、ありがとうと感謝の気持ちを伝えたうえで、褒めてみましょう!ただでさえ仕事で疲れているところで家事をこなしているのに、何も言ってもらえなければ、誰でも意欲喪失してしまうものです。それでは、どのように褒めるのが良いのでしょうか。褒めるワードとして、5Sの法則があります。「さすがです!」「最高です!」「すごいです!」「すてきです!」「世界一!」の5つの言葉です。このなかで家事においてつかえるものは限られているかもしれませんが、このワードを言われてうれしくない男性はいません。どんどん使っていきましょう。褒めることで、脳内からの幸福に関するホルモンが分泌され、幸せな気持ちになり、精神的に疲れることがなく、快く家事を分担してもらえることにつながります。それでは、褒めるのはあなただけで良いのでしょうか?

子どもからも旦那様を褒めてもらいましょう!

あなたから旦那様に対して何か家事を分担して協力してもらった際に、褒めることはとても良いことです。しかし、これに加えて子どもからお父さん(旦那様)に褒めさせてみてはいかがでしょうか。

こどもからお父さんに褒める言葉をかけることで、旦那様は家事をすることで子どもから褒められて癒しを得、さらにはしっかり家のこともやらないといけないな、という責任感を持たせることにもつながります。子どもに対して家事をしっかりやっている姿をお手本として見せることで、子どもが家事を手伝うことへの取り組みにもつながります。あなたが家事をすることや、旦那様と家事を分担すること、旦那様が家事をやってくれたら感謝の気持ちを伝えたり褒めたりすることは、家事を手伝うことは良いことなのだという認識をさせ、子どもに対して良い教育をすることにすべてつながっているのです。

また、こどもからお父さんに褒めさせることで、家族全員が家事に参加するということになり、お父さんを除け者にしないという目的に向かっていきます。このちいさな言葉がけから、あなたの家事の負担を分散させ、また旦那様の家事に対する意識と取り組み、子どもの家事に対する認識の仕方や褒めるという行為と言葉について学習することができます。こういったメリットがたくさんあるのです。逆に、デメリットは一つもありません。子どもからもお父さんに、家事をやったら褒めてもらいましょう。

家事をやってもらったら、あなたからだけでなく、子どもからも褒めてもらうということはいいことがたくさんあるということがわかりました。今日から、家事に取り組んでくれたことに感謝するだけでなく、一言から子どもと一緒に旦那様に褒める言葉をかけてみてはいかがでしょうか。

看護師の業界用語

~血ガス~

血液ガス分析のことを指します。血液ガス分析(Blood gas analysis : BGA)とは、血液中に含まれる酸素や二酸化炭素の量、pHを測定する検査のことです。通常は動脈血を測定します。この検査により、代謝と換気のバランスがわかります。pH、PaCO2、PaO2を測定することができ、これらからSaO2とHCO3-を算出することができます。PaO2とSaO2からは酸素化について(体に必要な酸素が足りているか)、pHからは酸塩基平衡(酸の産生と排泄のバランスについて)、PaCO2からは換気(肺からの二酸化炭素の排泄ができているか)、HCO3-からは腎機能における代謝(腎臓での不揮発性の酸(二酸化炭素以外)の排泄ができているか)がわかります。