みなさんこんにちは!看護師として働いていると、楽しいことも苦しいこともたくさんあるかと思いますが、実は看護師ってとてもすごい職業なんです!そして、看護師としてキャリアアップしていくとかなりのメリットがあるんですよ!今回は准看護師から正看護師の資格を取得する方法についてお教えしちゃいます。実は、無料で准看護師から正看護師の資格を取れる病院があるんですよ!准看護師と正看護師の待遇は全く異なります。それを無料でキャリアアップできるなら、これ以上ないいい話ですよね!医療に興味があって、本気で学んでいきたいという方も、准看護師から正看護師への資格を取得することをお勧めしたいと思います。では早速、どのようにすれば准看護師から正看護師の資格を取得することができるのか、一緒に見ていきましょう!
准看護師と正看護師の違いを教えて!
准看護師も正看護師も、病棟では一緒に働き、同じような看護業務を行っています。名前も似たような感じで見た目も全く同じ看護師ですが、一体二つの職業の差は何なのでしょうか?
まず、資格を取得するまでの期間が異なります。准看護師の場合、最短で中学校を卒業してから2年間専門学校に通うことで資格を取得することができますが、正看護師は最短で3年です。また、准看護師は地方自治体が授与する資格ですが、正看護師は国から与えられた国家資格です。その資格の重みは全く異なりますよね。
業務状況も全く異なります。まず、准看護師は看護師やドクターなど、他の医療従事者の指示がなければ医療行為を行うことができません。さらに、准看護師では看護師のようにキャリアアップしていくことはできません。看護師は看護資格を取得することで資格手当を取得出来たり、看護主任、看護部長などキャリアアップとともに収入アップしていくことができますが、准看護師は一生准看護師のままなのです。
収入面も正看護師と准看護師では大きな差があります。家庭環境などによって准看護師を目指さざるを得なかった人もいるかもしれません。また、どうしても看護師になりたい方は准看護師を目指すのかもしれません。しかし、早めに就職したい方や、早く結婚して家庭に入りたい方なら准看護師で十分生活していくことはできると思いますが、看護師として一生働いていきたいという方の場合、長い目で見ていくと、准看護師よりも正看護師として働いていったほうが、メリットがたくさんあることは明らかです。
正看護師の資格を取るには?
准看護師でも、正看護師になることができます!まずは、最短の場合3年以上の実務経験を積んだ後に、2年間か、3年間の看護専門学校に通うことで正看護師の資格を取ることができます。
また、10年間の実務経験がある方の場合、看護専修学校というところで、2年間の通信教育をうけることで正看護師の資格を取ることができます!通信教育なら日々の看護業務と両立しやすいと思いますが、それでも10年の実務経験を踏んでからさらに学ぶということには少し抵抗があるかと思います。
どちらにしても、看護師として働きながら、学校に通って、さらに看護師についての勉強をすることは避けて通れません。ということは、さらに看護学校へ通うための費用が必要になってしまうということです。ただでさえ少なめの准看護師の収入から、看護学校へ通うための費用を捻出するのは大変ですよね。しかし、そんな准看護師を支えてくれて、正看護師になるためのサポートをしてくれる制度や病院が、たくさんあるんです!
無料で資格を取得できる病院は?
まず、自衛隊に入り、看護師として働くという方法があります。これは3年間の教育を受けることで正看護師にまでなることができます。ただしこの場合、自衛隊の隊員としての倫理教育や、戦闘訓練などの自衛隊特有の科目もしっかり受けなければいけないので、興味がない方には難しいかもしれません。ただし、自衛隊員としてお給料ももらえますし、授業料も免除されます。
また、正看護師の資格取得費用を援助してくれる病院も多数あります。そのような制度がない病院もありますのでしっかりとチェックする必要がありますが、そこであれば働きながら正看護師の勉強をすることができます。この奨学金のような制度を使う場合その病院に何年か続けて勤務していなければいけない為、移動したい方にとっては厳しい条件かもしれません。その病院ごとの条件をしっかりと把握したうえで、できるだけお金をかけずに正看護師の資格を取得してみてください!
看護師専門用語解説
「タキカーディア」
タキカーディアとは、頻脈のことです。英語ではTachycardiaと表記します。実臨床ではタキるとも呼ばれ、心拍数が通常よりも早い状態のことです。通常は毎分50~70回ほどですが、100回以上の運動後のような状態になってしまいます。患者さんにはドキドキするといった症状で感じられます。