夜勤明けに食べても太りにくい食べ物

夜勤明けは疲れて甘いものが口にしたくなり、食べはじめたら止まらなくなったという経験はありませんか?食べ終わると後悔し、自己嫌悪に陥り、次こそはしないと決心するものの、結局、暴飲暴食してしまう…そんな悩みを抱えていませんか?今回はそんな罪悪感を少し軽減してくれる食べ物を紹介します。

食後すぐ寝ると太るってほんと…?

夜勤明けは強い空腹感を感じ、お腹いっぱい食べたら思いっきり寝たい!けど、そんなことしたら太るし…という悩みを抱えていませんか?では本当に食後すぐ寝ると太るのでしょうか?

食後すぐ寝るとエネルギー消費が基礎代謝のみに減り、脂肪として溜め込まれてしまいます。また食事中は交感神経優位ですが、食事を終えると徐々に副交感神経が優位になっていき、消化活動を活発にさせます。しかしながら、食後すぐ寝ると副交感神経が優位になりきらず、消化活動がしっかり働けなくなります。すると、栄養の吸収がうまくできず、食べたものがそのまま脂肪として溜め込まれてしまいます。他にも、腸内環境が不良となり便秘となったり、活発に働く消化のために脳が休めず熟睡できない、血流不足により胃に負担がかかるなどデメリットが多いようです。

太りにくい食べ物って…?

とはいえ、夜勤明けはお腹が空いて寝れないし、なにか食べたい!って思いますよね。そこで太りにくい食べ物を紹介していきます。太りにくい食べ物とは、カロリーが低く満足感が高い食べ物です。カロリーが低い食べ物としては寒天やわかめのような海藻類、野菜類、こんにゃくやしらたき、きのこ類、大豆製品があります。これらには、かさ増しをして満腹感を与えてくれるだけではなく、体によいとされるミネラルやタンパク質、食物繊維、イソフラボン、カルシウムなどがたくさん含まれています。また、大豆に含まれるタンパク質は植物性のもので動物性のものとは違いカロリーが低いのも魅力です。

ダイエットに向いている野菜としては、キャベツやアスパラガス、白菜、大根、キュウリ、ネギ、ピーマン、もやし、ほうれん草、玉ねぎなどがあります。これらを食べる際の注意点としては油を使わない調理法、つまり、生や茹でる、蒸すなどして食べることです。こうすることで、調理の際に油を使い高カロリーになることを防ぐことができます。またフッ素樹脂加工されたものなど、くっつきにくいフライパンを使えば油を使わず炒めることができるのでオススメです。

また、これらを使った料理の際には、味付けを濃くしすぎないように気をつけましょう。特に、カロリーを気にして蒸し野菜やサラダを食べたのにも関わらずドレッシングのせいで結局高カロリーになるということもあります。ドレッシングを選ぶ際には低カロリーのものを選ぶ、かけすぎに気をつけるなどするとよいでしょう。

もし、どうしても甘いものが食べたいという場合には低カロリーのスイーツや和菓子、ナッツ類を選ぶようにするといいでしょう。特にオススメはドライフルーツのヨーグルト漬けです。夜勤に行く前にドライフルーツをヨーグルトにいれ冷蔵庫にいれておくと、帰ってきた時にはおいしいスイーツになっています。ドライフルーツがヨーグルトの水分を吸うことでふっくらぷるぷるになっており、満足感がえられます。また、ヨーグルトもドライフルーツも美容によいので、おいしく食べるだけでキレイになれることも魅力です。

食べ方にも気をつけよう!

ここまで太りにくい食べ物を見てきましたが、実は太りにくい体を作るには食べ方にもコツがあるんです。いつも何も考えず、好きなものから食べるという方は食べ方に少し気をつけるだけで変化が出てくるかもしれません。食べ方のポイントはコース料理をイメージすることです。コース料理はサラダ→スープ→メイン→炭水化物の順で出てきますよね。同じように汁物やサラダから口にし、主食や炭水化物を最後に食べるようにするだけでいいんです。こうすることで、血糖値が緩やかに上がり、さらに食物繊維により消化吸収を緩やかにしてくれるんです。血糖値が緩やかにあがると、血糖値を下げるためのホルモンであるインスリンの分泌が緩やかになります。インスリンは血糖値を下げる際に、血液中の糖分を脂肪として蓄えていざという時のエネルギー源にしようとします。そのため肉や魚、炭水化物などから食べ、血糖値を急激に上げる食べ方よりも、血糖値を緩やかに上げたほうがインスリンの分泌が緩やかになり、過剰なインスリンの分泌を防ぐことができるため、蓄えられる脂肪が少なくて済むんです。

辛い夜勤を乗り切った自分へのちょっとしたご褒美にもなるご飯。そんなご褒美に対して罪悪感を感じないためにも、ちょっとしたポイントをおさえておいしく楽しく食べましょう。

看護師の業界用語 ポリープ

茸状、卵球状の限局性の隆起性病変のことで多くは粘膜部に生じる。