皆さんは、ニキビができたことはありますか?
人によって多い少ないはあると思いますが、だいたいの人は思春期を迎えてから一度はニキビを経験したことがあるでしょう。
看護師という職業は、たくさんの患者さんと接する職業ですから、顔の印象は大事になってきます。清潔さも必要ですから、ニキビは無いに越したことはありません。おでこは、前髪を分けている人にとっては、隠したいくらい恥ずかしいですよね。
そこで今回は、特に『おでこ』にニキビが出来てしまう原因と、その対策をご紹介します。
『おでこニキビ』の原因は外からの刺激
ニキビと言えば、皮脂の過剰な分泌、つまり体内から出ているものによってできていると思われがちですが、実はおでこニキビのほとんどは、外部からの刺激によるものが多く影響されていると言われています。
その原因としておでこニキビに多いのが、前髪の毛先による刺激、シャンプーや洗顔などの洗い残し、帽子です。看護師さんの中には、ナースキャップをかぶっている方もいらっしゃるでしょう。帽子とお肌の境目や、汗などで、ニキビができることも考えられます。
大人ニキビは、これらの原因がほとんどですが、その中でも一番の原因になっているのは、髪の毛です。前髪が短い人は特に、毛先がおでこにかかってしまうため、おでこを刺激するしニキビになる原因になりますし、ニキビの悪化の原因にもなります。
『おでこニキビ』を治したい!
おでこのニキビは、ほとんどが改善できることばかりなので、しっかり対策に取り組めば速く治すことができるでしょう。
まずは、先ほども述べた通り、おでこのニキビの一番の原因である外からの刺激を極力減らしましょう。
前髪がおでこにかかっている人は、毛先による刺激や、前髪を分けるために何度もおでこに手をあてる動作がニキビの原因になってしまうので、ピンでとめるなどして、おでこを触らない工夫が必要です。
一度できてしまうと、ニキビを隠したいがために余計前髪で覆いたくなりますが、そこは我慢して、メイクなどで隠して乗り越えましょう。メイクも毛穴に悪いと思われがちですが、ニキビの上からメイクをすることは特に問題ないので、困ったときはメイクで対応して下さい。
対策をしっかりしたら、次はお手入れの仕方も気を付けてみましょう。
洗顔は、朝と入浴時が多いと思いますが、入浴時は洗顔だけでなく、シャンプーなどの洗い流しにも気を付けて下さい。また、シャンプーなどの洗い落としをおでこに残さないために、洗顔が最後になるように洗う順番も考えましょう。
そして、洗顔後は保湿などのケアをかかさず行ってください。せっかく洗顔を丁寧にやっても、そのきれいな状態を保てなければ、すぐニキビができてしまいます。スキンケアも手を抜かず、ニキビのないおでこを目指しましょう。
どうしても隠したいときは
「今日はぜったいニキビを隠したい!でもどうしよう…」そんなことがお仕事の最中でもやってくると思います。
おすすめは、やはりメイクです。人によって肌の色やニキビの種類は様々ですが、目立たなくすることは可能です。コンシーラーやファンデーションで色味を抑えると隠すことができます。完全に分からない、とまではできませんが、かなり効果があるので実践をおすすめします。ポイントは、普段使っているものより、ワントーン落としたものを使うことです。いつも通り使ってしまうと色が濃くなって、多少不自然になってしまうので、さらっと薄く塗りましょう。そして、その上から通常のメイクをすると、ニキビを隠すことができます。
ニキビをピンポイントで隠すために使うものですから、高い化粧品や質にこだわらず、それよりも色の良し悪しに注目して選んでください。
つるっつるのおでこを目指そう!
どうしても治らないときは、ドラッグストアで薬を買うのではなく、皮膚科に行きましょう。病院のお薬は多少高いかもしれませんが、自分のニキビに合わせて処方してくれますし、最短で治すことができます。塗り薬と飲み薬で体の外と中から治すことができるので、目に見えて変化が分かると思います。
おでこは、顔の中でも一番見えないようで目についてしまう部分だと思います。夜勤などで生活リズムが不規則になればなるほど、ニキビなんて自分ではどうすることもできない、と諦めてしまいますよね。
ですが、そこはあなたの努力でつるっつるのおでこを目指すことができます。どうしても生活リズムが乱れてしまうときは、ビタミン剤を飲んだり、ご飯を食べる時間や食べるものに気を付けたり、ほんの少しのところでお肌への影響が減るはずです。
ちょっとした努力で、きれいになれるのなら、その努力は惜しまないべきです。
患者さんからの目を気にせず、また看護師に憧れている人の見本になれるような看護師さんになれることを応援しています!
看護師専門用語
明け
『明け』とは、夜勤が終了すること。