激務でルーズになりがちな私生活を改善したい~断捨離編〜

看護師の仕事は常に激務ですよね。いくら激務と言っても医師と違い3交代制と思われがちですが、実際は申し送り後に自分の残っている仕事を片付けたり、勉強会に出席したりと本当に多忙ですよね。そんな看護師ですから、仕事で帰ったら真っ先にベッドに…なんていう生活になってしまっていませんか?今回は激務でルーズになりがちな看護師の私生活を断捨離によって改善していこうというお話です。

忙しくて断捨離できない!

激務の看護師の仕事ですが、家族を持っている方なら帰ってからも家事に育児に大忙しですよね。そのため、部屋にあふれている荷物を少しでも減らしたい!片付けや掃除を楽にしたい!という思いから断捨離に興味を持ったことがある方もいるのではないでしょうか。また、その中のほとんどの方が断捨離する時間がとれない!と挫折してしまったのではないでしょうか。確かに、テレビで紹介している断捨離では丸2日かかっていたり、服を全て出してそれを断捨離してまた畳みなおして戻して…と時間がかかる工程だったりと時間のない人には難しいものばかりです。ですが、この断捨離、実は忙しい人こそやった方がいいんです!不用品のないスッキリした環境こそ忙しい人にとって大切なのです。とは言え、時間がないから無理!って思ってしまいますよね。そこでここでは、忙しい人向けの断捨離の方法についてお話していきたいと思います。

まずは、普段の家事に断捨離を組み込む方法です。断捨離は休日のまとまった時間や長期休みでなければできないと思いがちですよね。実は断捨離は普段の家事に組み込むことができるんです。例えば、この服最近着てないなと思ったり、このタオルヨレヨレになってきたなと思ったりしたことはありませんか?だいたいの人はそれをいつかまとめてやろうと思いそのままにしてしまいがちです。それを洗濯をまわすときなどふと思ったときに捨てたり、洗濯を畳んでしまう時にそのタンスの中の最近使ってないものを捨てたりしてみるだけでいいんです。この方法ならタンスの開けたところだけ見たり、タオルや服1枚だけ捨てたりするだけ済むので普段の家事にプラスして数分時間をかけるだけで済みますよね。いつもの家事にプラス5分かけて今日はここをキレイにすると心がけるだけで1週間、1ヶ月で随分とスッキリしてきます。

また気分転換やストレス発散の一つとして捨ててみるのもいいかもしれません。これは大がかりなものである必要はありません。財布のレシートを捨てたり、たまっているチラシやクーポンを捨てたりするだけでも十分です。しかし、中には、買い物することでストレスを発散する人もいるのではないでしょうか。そんな人に急にそれと逆のことをしろと言われても簡単ではないと思います。そのような場合には自分が買ってきた物の数の2〜3倍の物を捨てるようにすると良いでしょう。もちろん、余計な物を買わないようにすることも大事ですが、物を買い、捨てることで家の中の物を新しくすることができ、そして気づいたら物の数が減っているということにつながります。また、何かを買ったときに何かを捨てるという習慣をつけることで、何がいらないものになるのかが分かり、衝動買いを抑えることができるようになります。

後悔しない断捨離のポイントは?

断捨離を始めるとつい勢いであれもこれも捨ててしまい、時間が経ってたから後悔した…という方も多いようです。ここでは物を捨てたことを後から後悔しないポイントについてお話していきたいと思います。

まずは手帳などです。手帳自体は1年経ったものや古いものであれば捨てるべきなのですが、手帳に書かれている情報についてはきちんととっておくようにしましょう。例えば、友人や前の職場でお世話になったスタッフの住所や電話番号などは手帳を捨ててしまって連絡がとれない!ということがないように一度捨てる前に確認すると良いでしょう。また、手帳にお金やクーポンを挟んだまま捨ててしまうことがないように全てのページを確認した方が良いでしょう。

次にベビー用品です。子供が大きくなってきてもう使わないと思ったら次の子ができたという経験や自分の兄弟に子供ができたという経験をする方が多いようです。ベビー用品は買い直しとなると高いものですよね。自分達や知り合いの予定を踏まえて捨てるか決めると良いでしょう。

また、看護師の後悔の例で多いのが教科書類です。今は病棟のナースだからと教科書をあげたり、捨てたりしたら、異動や転職で術場のナースになってしまい、教科書を買い直さなければならなくなったという経験をする方は多いようです。教科書類は勉強する時に役立つものなので本当にいいのかしっかり吟味してから捨てるようにしましょう。

看護師という仕事は激務である分、私生活がルーズになってしまいがちです。しかし、良い仕事は充実した私生活から生み出されるものです。毎日少しずつで構わないので断捨離を始めてみてはいかがでしょうか。

看護師専門用語

包交

包帯交換のことを略して包交と呼ぶ場合があります。