【保存版】履歴書・職務経歴書の正しい書き方 – 証明写真・趣味・備考欄

新卒でなく、転職する際に必要な履歴書・職務経歴書ってどう書けばいいの?各項目の書き方を覚えていきましょう!

看護師が転職する際の正しい履歴書・職務経歴書の書き方を知っておこう①』で、基本の個人情報、長所・短所、志望動機の書き方について学びました。今回はそれ以外の項目の書き方と、職務経歴書について詳しく学んでいきましょう。

【保存版】履歴書・職務経歴書の正しい書き方 - 長所・短所
看護師のあなたが転職するときに用意する大切なポイント“履歴書・職務履歴書”について正しい書き方をマスターしましょう!

証明写真、どんな顔?

履歴書を開いたとき、まず目に入るのが証明写真です。

写真のココだけはチェック!

  • 写真のサイズをチェック
  • 撮影の時期と服装に気を遣おう

サイズ

大きさが不適切だったり、髪型、服装、身だしなみ、表情によって受け取り手の印象がガラっと変わってきます。サイズはタテ3㎝×ヨコ2.4㎝またはタテ4㎝×ヨコ3㎝が一般的です。履歴書のフォーマットの添付欄に書いてあるので、確認してから用意しましょう。

撮影の時期・服装など

提出する3か月以内に撮影した証明写真を用います。プリクラで撮影したものや、集合写真などの切り取りは使ってはいけません。撮影するときの服装は、正装(スーツが望ましい)で、顎を軽く引き、明るい表情で軽く微笑むようにすると好印象になります。女性の場合、化粧は過度にせず、自然な範囲でしましょう。

趣味や備考欄には何を書こう・・・

趣味

趣味について記載する欄があった場合、最低限趣味は1つ書いておきましょう。このとき、採用担当の方に良い印象を与えるようなことを書くように心がけます。また、自分がここに書いた趣味については、面接の際に詳しく聞かれても答えられるようにしておきます。

備考欄

備考欄には、ほかに書いておきたいことは遠慮なく書いておきましょう。

たとえば、自分はこの病院で○○をやりたいです。○○科希望です。といった自分の希望や、相手の病院に知っておいてもらいたいこと、例えば、この日は絶対出れない。こういう理由で夜勤はできない。などやむを得ない事情については書きます。

特に記載することがない方は、特になしと記載しておけばOKです。また、免許・資格についての項目がなかった場合はここに記載します。

職務経歴書ってどう取りかかればいいの?

職務経歴書の用紙

用紙・フォーマットの準備については履歴書同様、相手先からの指定がない限りは市販のものまたはウェブサイトからダウンロードしたものを用います。

一般的にA4サイズ1~2枚です。長くても3枚でまとめたほうが、採用担当の方は読みやすいでしょう。

履歴書との違い

履歴書との相違点は、PCでの作成が一般的であるということです。職務経歴書は履歴書よりも情報量が多く、見やすい書類を作成するにはPCでワードやエクセルなどのソフトを使って作成するのがおすすめです。

手書きで作成する場合は、履歴書同様に黒ボールペンか万年筆を使いましょう。

当サイトおすすめ、職務経歴書と履歴書フォーマットはこちらにまとめてあります。

【保存版】履歴書・職務経歴書の正しい書き方 - 長所・短所
看護師のあなたが転職するときに用意する大切なポイント“履歴書・職務履歴書”について正しい書き方をマスターしましょう!

職務経歴書に何を書けばいいの?

職務経歴書の内容としては、まず職務経歴の要約を述べ、職務経歴詳細に入っていきます。その後、入力フォームに従って資格や自己PRを記載します。

職務経歴の要約

職務経歴要約では、どこの学校を卒業したか、何年にどの病院へ入職したか、何年にどの病院へ転職したか(ここでも『看護師が転職する際の正しい履歴書・職務経歴書の書き方をしておこう①』で述べたように、軽く転職理由を記載します。)主な担当業務を書きます。

職務経歴の詳細

次の職務経歴詳細では、まず入職していた病院の情報を紹介します。項目としては、病院の正式名称・病院概要・病床数・従業員数・所在地などです。

続けて自分の配属・担当・業務内容を書いていきます。ここでの注意点は、次の段落でお話しします。次に資格の取得年月、資格名、自己PRを書きます。資格については特に工夫はないのでそのまま書きます。

自己PRの注意点

自己PRは、履歴書でアピールした点をさらに推したいときは同じような内容を、詳しく書きましょう。後述でもありますが、履歴書と全く同じは絶対にNGです。できれば別のアピールポイントを書きましょう。

職務経歴書を実際に書くときの注意点

履歴書とかぶっちゃダメ!

まず注意したいのは、履歴書同然の職務履歴書になってしまうことです。

職務履歴書は、履歴書よりも詳しくあなたが行ってきた業務内容、得たスキル、得意分野などを相手側が知るためのツールです。担当した科目、職種にプラスして具体的な業務内容まで記載しましょう。

文章のポイント

次に文章を書いていく中で気をつけたいポイントがいくつかあります。

ダラダラ書かない

先ほど業務内容まで詳しく書きましょうと言いましたが、箇条書きや、小見出しを立てることで長文になってしまうのを避けることができます。またこのとき、小見出しの文字サイズを大きくしたり、太線、下線を引くと目を引くことができ、かつ見やすくなります。

~看護師の業界用語~(おまけ)

<スリーエー>

腹部大動脈(AAA:abdominal aortic aneurysmの略)

アルファベットのAが三つ並ぶことから、腹部大動脈のことを看護師の業界用語でスリーエーと呼びます。