美容外科の看護師ってどんなことをするんだろう?どんな技術が必要なのか?
そんな疑問をここでご紹介します。
目次
どんな仕事をしているの?
今日の美容外科の需要は非常に高いです。
その中で、美容外科で働いている看護師ってどんな仕事をしているんだろう?と疑問に思うことがあります。転職する際に知っておきたい美容外科の看護師のお仕事をご紹介いたします。
美容外科の看護師の主な仕事
美容外科の看護師の主な仕事は、手術・診察の補助、手術器具の滅菌、採血、受付作業、事務作業などです。
手術と診察の補助
一つずつ細かく紹介すると、まず手術と診察の補助では、診察の際に医師の傍についてメモを取ったり、診察後に、患者さんに手術の説明をしたりします。
手術器具の滅菌は、非常に重要な業務のひとつです。患者さんの皮膚や、体内に直接触れる器具類は、常に衛生的でなくてはなりません。その衛生管理も、美容外科の看護師の仕事です。
採血
次に採血です。これは、他の科の看護師と同じように、手術前などに患者さんの採血をします。
そして受付業務は、診察に来た患者さんが病院で最初に出会うのが受付の看護師であるということを忘れずに接客しなければなりません。
受付の看護師の対応が悪ければ、その対応をされた患者さんの病院への評価が悪くなってしまいます。そういった意味では、受付でのコミュニケーションは患者さん側と病院側の信頼関係を強くする大切なポジションであることがわかります。
事務作業
それと同時に、影の仕事ではありますが重要なのが、事務作業です。診察後の患者さん情報の入力と保管をしなければなりません。
もしそこで作業を怠った場合、次の診療や手術に悪影響を及ぼしてしまいます。ひとつひとつの作業を丁寧に行わなければなりません。
このように、美容外科の看護師の仕事はたくさんあります。どれも繊細で大切な作業なので、自分の仕事に責任をもって取り組める姿勢が必要不可欠です。
年収が高い
また、美容外科の看護師が転職する看護師に人気な理由として、年収の高さが挙げられます。
なぜ年収が高いのかといいますと、美容外科での手術は自由診療で、保険がききません。そのため、必然的に看護師の収入も高くなるのです。
加えて、自分自身の美意識を高く保てるので、それも人気の原因の一つです。
お給料ってどれくらいもらえるの?
転職する際に気になるのが、お給料ですよね。自分の生活に必要な分のお金を稼げないといけないので、転職する前に知っておきたいものです。
上記でも説明しました通り、美容外科の看護師の月給は非常に高いです。
美容外科の看護師の給料
その平均として、月給39~45万という結果となりました。美容外科の看護師は、需要が高いのと共に人気も非常に高く、採用されやすいカギは、資格の有無になってきます。
そこで、キャリアアップを図りながら採用確率を高める資格の紹介を、後で紹介します。
どんな人が向いているの?
美容外科で働く上で必要なものは、大きく分けて2つあります。
清潔感がある
一つ目は、清潔感と笑顔をいつも絶やさずに持っていられることです。
美容外科というだけあって、患者さんとコミュニケーションをとったりする際に清潔感とやさしさを印象付けなくてはなりません。
患者さんは診察に訪れる際、少なからず不安を抱いています。それを解消してあげられるやさしさと笑顔が必要です。そうすることで、患者さんの信頼を得ることができ、手術も円滑に進みやすくなります。
美容に興味がある
二つ目は、美容に興味を持っていることです。美容外科の看護師である以上、美容的な知識をたくさん持っていればいるほど良いです。
また、手術の手伝いをしたり、患者さんと話したりするうちに得た知識を活用することができます。その点では、美容に興味があるということは重要な要素です。
キャリアアップするための資格って?
さきほど軽く触れた「キャリアアップするための資格」についてお話いたします。
キャリアアップできたり採用時に優遇される資格はたくさんありますが、今回はその中から二つ、「エステティシャン」と「アロマテラピスト」についての紹介です。
- エステティシャン→月給に大きな変化はなし
- アロマセラピスト→月給に大きな変化はなし
どちらも月給アップと大きな関連性はありませんが、持っていると採用されやすい傾向にあると言われています。
通信講座で取得できる資格もあるので、転職に有利になる資格は押さえておきたいものです。
また、これらの資格に関します詳細は、個別に詳細を書いておりますので、そちらを参考にしてくださいね。
~看護師の業界用語~
AAA(トリプルエー)
腹部大動脈瘤(AAA:abdominal aortic aneurysmの略)。アルファベットのAが3つ並ぶことからこう呼ばれる。