みなさんこんにちは!みなさんは看護師として日々働いていて今の自分に満足していますか?
長く働いていくことを考えると、資格取得はほかの人たちと差をつける大きなキーポイントなのです。資格取得をすることで自分の知識や技術を確かなものにしたり、新しく自分が専門的にかかわることのできる分野が増えてきたりするかもしれません!
日々の業務がある程度落ち着いて余裕をもって仕事ができるようになってきたら、ぜひ一度資格取得を目指してみませんか?
目次
認知症ケア指導管理士について
では今回説明していく資格は、認知症ケア指導管理士です!
近年日本ではどんどん高齢化、超高齢化社会が進んでいるため、どこの診療科で勤務していても認知症ケアは避けて通れません。認知症ケア指導管理士とは、増え続けている認知症患者さんに対する適切なケア、治療を専門的に学んだ方に与えられる資格です。
ご家族で認知症の方がいらっしゃったり、介護の分野にも興味があったりする方にもおすすめの資格です。認知症について基礎から学んでいくことで、患者さんの理解にもつながります。
現在どんどん需要が高まっている資格ですので、ぜひこの機会に資格取得を目指してみましょう!
認知症ケア指導管理士って難しいの?
この資格は初級認知症ケア指導管理士、上級認知症ケア指導管理士と二種類に分かれているのですが、初級は合格率65%、上級は50%ほどになっており、難易度は普通です。他の認知症関連資格に比べると難易度は低いので、この資格を足掛かりにして他の資格に挑戦していくのも手です。
初級は認知症ケア指導管理士公式テキストに沿った内容から出題されるマークシート方式の試験です。
上級もマークシート方式での出題ですが、一次試験と二次試験に分かれており、考察したり、応用力を問われたりする問題が多く、より臨床現場で役に立つ知識が勝負になる試験です。
問題じたいは難しくなく、きちんと勉強していれば合格できる試験です。
問題の難易度を考慮して採点し、70%以上獲得した人が合格になります。試験公式テキストや、試験対策DVDはインターネットで購入することができます。
ぜひ積極的に勉強していくようにしましょう!
認知症ケア指導管理士を取るには何が必要?
初級認知症ケア指導管理士には認定試験を受ける条件がありません!
しかし、上位互換となる上級認知症ケア指導管理士には、いくつか受験するために条件が存在します。それは以下のようになっています。
- 認知症ケア指導管理士初級資格取得から1年以上が経過した人
- 医師、歯科医師、薬剤師など国家資格または国家資格に準ずる資格を持つ人
- 国家資格または国家資格に準ずる資格を持つ人で、認知症ケア指導管理士初級と閉眼受験をする人。
以上3つのうちいずれかの条件を満たしている人が上級の試験にチャレンジできます。初級の資格を持つ方はぜひ上級にも挑戦してさらにキャリアアップを目指してほしいです。
費用と場所を教えて!
試験の申し込みは例年初級が2~4月と7~9月の二回。上級が2~4月1回のみ行われています。
試験日は初級が7月上旬か12月上旬の年二回。上級は1次試験が7月上旬、2次試験が12月上旬とそれぞれ年一回ずつ行われています。
会場は東京、大阪、札幌、仙台、名古屋、福岡、長崎、富山の全国8か所で行われているので、自分の住んでいる地域に合わせて受験することができます。
費用については、初級が一般で7,500円、大学生、専門学校生、高校生など学生は4,000円に割引されます。団体受験も可能なので、所属している学校や病院で詳細を調べてみてください。上級は一次試験が12,000円、2次試験が6,000円で初級よりは費用が掛かりますので注意してください。
試験に無事合格すると、認定料として2,000円かかります。
また、この資格は2年に一度更新が必要なので注意しておきましょう。
認知症ケア指導管理士って役に立つ?
先ほども述べた通り、この資格は現在増加傾向にある認知症患者に対応するために近年新設された資格ですので、かなり需要が高まってきている資格です。
認知症ケアに関しては医師も適切な治療を知らない方も多いため、このような資格を持っている看護師が主体となって治療を進めていくことができます。
また、看護資格を取得することで別途資格手当が毎回の月収に加算されます。
もちろん上級を取得したほうが手当ても加算されますので、初級を取得した方はぜひ上級にもチャレンジして、認知症の専門家を目指してみましょう!
自分の勉強に加えて身の回りの方の看護や介護にも絶対に役に立つ資格内容になっておりますので、とてもおススメです!
看護師専門用語解説「ダイエット」
一般的な減量のことではなく、看護師では常食、規定食、原料や病気治療のための減食を含めた食事療法のことを指します。
糖尿病など食事コントロールが必要な患者さんに使われる言葉です。