多忙な看護師のお仕事をしていると、どうしても自宅の部屋が汚くなってしまっていませんか?片づける時間もない、片づける時間があったら寝たい・・・というような悩みをもっている方は少なくないのではないでしょうか。今回は働いていても部屋を綺麗に保つ方法の一つを紹介しようと思います。
なにが散らかっているか確認してみよう!
あなたの部屋で、散らかっている部屋が汚い原因となっているものはなんですか?まず自分の部屋を見渡して、確認してみましょう。おそらく、洗濯物などの衣類系や資料系のプリントや冊子といった比較的大きなものと、ペンやハサミ、爪切りやメイク道具などの小さなものがあるのではないでしょうか。どうして散らかってしまうのでしょうか。実は、これらを片付ける方法は、とても簡単です。以下で紹介していきます。
使ったものはすぐに元の位置へ戻そう!!
前の段落であげたようなものが散らかってしまう原因は、そのものを使った後に「また使うかも」「明日も使うから」「しまうのが面倒だな」という考えによって、元の場所に戻さないことが原因です。この軽い気持ちによって小さなものが一つずつ出ていくことで、部屋が徐々に汚くなっていくのです。まさに、「塵も積もれば山となる」のことわざ通りです。意外と散らかっているものとして多いものが、爪切り、ドライヤーやヘアアイロン、テレビなどのリモコン類です。それぞれ、しまう場所を固定して決めましょう。そして、使用後は先に述べたような邪念を取り除き、その都度固定の場所にしまうことが、部屋を綺麗に保つ秘訣です。しまう場所のおすすめとしては、まずドライヤーやヘアアイロンは、よく使う場所の近くの収納場所を見つけましょう。洗面台でしばしば使う人は、洗面台のそばにドライヤーやヘアアイロンを掛けるフックを取りつけたり、洗面台の下の扉の中にしまったりするのが良いでしょう。また、家に洗面台がなく、部屋の中でドライヤーやヘアアイロンを使用する人も多いと思います。こういった方は、よく使う場所に専用のボックスなどを設置してみましょう。使うたびにその収納ボックスに入れるだけで、見た目もきれいに整って見えますし、使い勝手も良くなります。爪切りやハサミなどの小物は、机の引き出しや棚の一部に、専用のコーナーを作ってみましょう。そしてこれもその都度使ったらしまうのが片付くポイントです。リモコン類は、テレビ、DVDプレイヤー、エアコン、照明など種類に関わらずリモコンのコーナーを作りましょう。一定の場所と決めることで、紛失することのもなく、見た目もすっきりします。
特に気を付けたいもの
部屋が汚くなってしまうものの中で、一番気を付けたいのが、食器類です。食事をした後、使った皿やグラスをそのままにしていませんか?また、洗い場にさげたとしても、洗わずにそのままにはしていないでしょうか。こういったものは、部屋全体の匂いのもとにもなりますし、そこから細菌が繁殖してしまったり、見た目も非常に不潔になったりします。また、食器類といっても、皿やグラスだけではありません。空のペットボトルやビン類、菓子パンなどの空き袋やお弁当の箱などのごみにも注意しなければなりません。ごみ箱が8割くらいになったら、こまめにまとめましょう。また、ペットボトルやビン、カン、燃えるごみなどはそれぞれ分別しておきましょう。このとき、大きな分別用のごみ箱があるとさらに部屋が綺麗に見えます。ごみが露出して見えないからです。視覚的な綺麗さも意識して、ごみの管理もしましょう。
最後に、こういった片づけの方法を実践しても、部屋をきれいにキープすることは慣れないと難しいです。毎日、物を使ったあとにその都度しまうことを意識して、さらに少なくとも週に一度はそのルールを守れていないものを片付けましょう。このちいさな習慣を続けていくことで、少しずつ部屋がきれいになり、さらに綺麗にしたいという気持ちができてどんどん良い方向に向かっていくことでしょう。今回のものの片付け方を参考に、今日からひとつずつ収納してみてください。
看護師の業界用語
~気管切開~
きかんせっかい。気管切開は、直接喉を切開して気管を露出させて穴をあけ、気道を確保することです。気管切開は、緊急時を除いて気管挿管によって気道確保を行ったうえで実施します。そして、挿管されたチューブを抜くと同時に、気管切開用のチューブを挿入し、呼吸管理することになります。それだけでは不十分な気道確保であることが多いため、そのときはその後気管内カニューレに差し替えて呼吸管理をします。