レトルト食品をひと工夫!ちょい足しで簡単~ミートソース編~

仕事で疲れてもう晩ごはんを作りたいときや、お腹は空いたけど今日は少し手抜きいときに役立つのがレトルト食品ですよね!簡単ですぐ食べれるレトルト食品ですが、いつも同じ味ですから、少し変化をつけたいと思う人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、ミートソースのレトルト食品に注目し、ひと工夫加える方法を紹介していきます。

ミートソースにトマトをちょい足し?

ミートソースを一から作るとなると、玉ねぎ、ひき肉、野菜をみじん切りにして煮込むという作業になり、なかなか手間がかかりますよね。ミートソースのレトルト食品は100円台で購入できるものも多く手軽ですし、またパスタだけではなくオムライスにかけたり、グラタンに使用したりと活用法もたくさんあるので、購入機会も多いのではないでしょうか?いつも同じレトルト食品の味に変化を付けるちょい足し食材として、トマトを紹介します。

・生のトマトをちょい足し

手順はいたって簡単ですが、レトルトのミートソースに刻んでおいた生のトマトを入れて少し火を入れるだけで完成です。レトルトのミートソースに野菜やひき肉もプラスしたいときは、先に加える具材を炒めてからミートソースと刻んだトマトを投入してください。トマトの酸味を強く出したいときや、ゴロゴロした食感を残したいというときは刻みすぎないようにしたり、煮込み過ぎないようにしましょう。また生のトマトのほうが、トマトのフレッシュ感をだすことができますが、トマトの皮が苦手で気になる・・・という人は湯向きしたトマトをカットして加えると良いでしょう。湯向きの方法は、まず沸騰させておいた熱湯に、へたの反対側に十字に薄く切れ目をいれておいたトマトを投入します。大きさにもよりますが、10秒前後熱湯に入れていると皮がペロっとしてくるので、そしたら熱湯からすぐ引き上げて冷水で冷やします。そうすると簡単に皮がむけます。

・トマト缶をちょい足し

生のトマトがない!というときはトマト缶で代用できます。トマト缶にはホールトマト缶とカットトマト缶の2つがあります。カットトマトの場合は、缶を開けたらそのまま鍋に入れて、レトルトのミートソースと混ぜるだけで完成です。ホールトマトの場合は、まだトマトが大きめなので、一旦鍋に入れてお好みの大きさにつぶすようにしてカットしていくと良いでしょう。どちらにしろ、トマト缶は汁まで加えたほうがトマトのうまみを逃がさないので、すべて投入してミートソースと混ぜましょう。そうすると、ミートソースの量のかさ増しにもなります。ただし、1缶まるまる入れると味が薄くなるので、その場合はコンソメなどで味をプラスしてください。

知ってるようで知らない!?トマトのこと

トマトは健康や美容にいいと言われているからと、なんとなく普段食べているのではないでしょうか。その通りなのですが、具体的にはリコピン、食物繊維、グルタミン酸、クエン酸、ビタミンC、カリウムなどたくさんの栄養素が含まれています。トマトが赤いのは、このリコピンが豊富に含まれているからです。このリコピンには抗酸化作用があり、肌のアンチエイジングによる美肌効果が期待できるだけでなく、動脈硬化などを予防する作用もあることから、生活習慣病の予防も期待できる食べ物なのです。また食物繊維も豊富なので、腸内環境を整え、便通の改善、消化促進などが期待できます。クエン酸は疲労回復や、アンチエイジング・美容効果なども期待でき、ビタミンCも美容や免疫力アップによる風邪予防を期待できます。カリウムは体内の塩分排出を促してくれるので、むくみ予防につながります。このように、トマトを摂取すると、体にいい作用をもたらしてくれることが分かります。

驚いたことに、普通のトマトよりミニトマトのほうが栄養価が高いのです。特にリコピン、βカロテン、カリウムなどがトマトよりミニトマトのほうが多く含まれています。ミニトマトはカットする必要がなく、手軽に食べやすいので、皆さんぜひこの栄養満点のスーパーフードを食べる習慣をつけましょう。

トマトの有効な食べ方

せっかくトマトを食べるなら有効に栄養を吸収する食べ方を知りたいですよね。ある研究によると、トマトの栄養を体が一番吸収してくれるのは朝のようです。ですので、朝ご飯にトマトを取り入れてほうが効率がよいということになります。また、意外にもトマトに含まれるリコピンは生で食べるよりも加工したほうが吸収率がアップするのです。油で加熱ことで吸収率がアップするので、サラダだけではなく炒めものや煮物にも加えて調理し、効率よく栄養摂取してみましょう!

看護師の業界用語

ビーエルエス(BLS)
basic life supportの略称で、一次救命処置のこと。具体的には、突然目の前の人が倒れたり、呼吸停止状態に陥ったときに、周りにいた人たちが救急隊員や医師などがくるまでに行う処置のことである。
気道確保・人工呼吸・心臓マッサージなど特に資格を持たない普通の人ができる救急蘇生法のこと。