病院の雰囲気を作ると言っても過言ではない看護師ですから、身だしなみには気が抜けませんよね。仕事の邪魔にならず、なおかつ患者さんや患者さんの家族に好印象を与えるような髪型が好ましいでしょう。看護師1年目でどんな髪型がよいのか迷ってる人、いつも同じ髪型のためイメージを変えたいと思ってる人、そして同僚や先輩看護師からも支持される髪型を知りたい人などのためにいろいろな髪型を説明していきます。今回はロングに注目し、そのメリット・デメリットからアレンジ法まで、役に立つ情報を紹介していきます。
ロングのメリット
ロングと言えば、女性らしい上品なイメージであこがれがありますよね。病院では常に結ばなければいけませんが、プライベートのときはおしゃれを楽しむことができます。仕事のときはきっちりとロングの髪をまとめて、プライベートは自由にすることで仕事との気持ちの切り替えをすることができます。ロングのメリットは、セミロングのメリットとかぶる点があります。髪を結ぶとキリッとして身だしなみがしっかりした印象を与え、清潔感をだすことができます。髪をまとめておくと、顔のサイドに髪の毛が落ちてきて邪魔になるようなこともありませんし、忙しく動いていても髪がバサバサと乱れる心配も少なくなります。髪の毛は、清潔な部分であるとは言えません。処置中にもし髪がバサッと落ちてきてその髪の毛を触ってしまうとその部分は不潔になります。髪を結ぶことで安心・安全で清潔な処置をすることができます。ロングではお団子にするための十分な長さがあるので、まとめた後に結びきれなかった髪が落ちてくる心配がセミロングより少なく、一度まとめさえすれば長時間キープすることができます。またセミロングと同様パーマをかけていても結んでしまえば問題ないため、自分なりの個性をだすことが出来るでしょう。むしろパーマをかけていたほうが、ストレートの髪よりまとめやすくなっているため、髪質がさらさらでまとまりにくい人はパーマもおすすめです。長さが長い分、アレンジ法もたくさんあるため、飽きることなくおしゃれも楽しみながら仕事に適した髪型にすることができるのがロングのメリットと言えるでしょう。
ロングのデメリット
ロングともなれば、長さだけではなくボリューム感も増してきます。そのため扱いやすいセミロングよりは、手入れに時間がかかります。シャワーを浴びて髪を洗ったあとは、ドライヤーで乾かすのに時間がかかってしまいます。仕事で疲れて帰ってきたときに乾かす手間がかかるとめんどくさいと感じる人もいるでしょう。また、髪を結ぶときは、長い髪が落ちてこないよう上手にまとめなければいけないので、セミロングより難易度が上がります。
今まで髪をまとめることが少なかった人は慣れるまで大変かもしれませんが、毎日結んでいれば苦なくこなせるようになります。また、ロングはやはり一つにまとめるとなるとまとめた部分のボリュームはかなり増すので、手術や処置の際に被る専用のキャップを被るときに、ボンっと盛り上がります。キャップのサイズが小さいと被っている途中にキャップが浮いてきてはみ出す恐れがあるので、注意してください。ロングは長すぎたりボリュームがあり過ぎると、まとめた髪の長時間キープが大変になるので、適度な長さにカットするようにしましょう。またせっかくのロングはもっと伸ばしたいという人であれば、美容院ですきばさみでボリュームを抑えてもらうなどして工夫するようにしましょう。
ロングのまとめ方
ロングのメリットのひとつにアレンジの多さがあったように、ロングでは色々な高さ、位置でお団子を作ることができます。あまり高いと仕事場にふさわしくないと思われるので、ほどよい高さにしましょう。低めのお団子や、左右どちらかサイドに作るお団子は、落ち着いた上品な印象を与えることができます。また、左右二つ三つ編みを作ってから一つにお団子にしたり、後ろに一つ結びをして三つ編みをしてからお団子を作る方法があります。普通のお団子よりひと手間増えますが、他の人と差をつけることができます。
ロングだとお団子が大きくなりまとまりきるか心配な人もいるでしょう。そのような時は、ネットを使うことをおすすめします。お団子を作ったあとにネットをかぶせることで、衝撃にも強くなりより長時間キープすることができます。ネットは黒色を選べば目立たないので大丈夫です。その他、作ったお団子にUピンを使って何か所か固定しておけば、お団子の強度が増します。
看護師の業界用語
皮下埋め込み式リザーバ
皮下埋め込み式ポートとも呼ばれる。静脈や動脈に挿入した留置カテーテルの先に接続された器具で、頻回する注射や治療、在宅医療などで用いられている。皮下に埋め込んでいるため、少し皮膚が膨らんだように見える程度で体外式に比べると目立たない。また、入浴なども可能なので、患者さんのQOLを保つことができる。