男性ナースが多い職場であれば人間関係が良好

皆さんこんにちは!看護師として働いていると楽しいことややりがいはたくさんあると思いますが、その分大変なこともたくさんあるかと思います。特にどこで働いている看護師さんでも一度は経験したり、巻き込まれたりしたことがあるのが、「女性看護師同士の人間関係のいざこざ」ではないかと思います。看護師の8~9割が女性だというだけあって、その人間関係は大奥を思わせるところがあります…。人間関係に悩んで仕事が手につかなかったり、退職せざるを得なかったりした方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?それでも、看護師の場合「男性ナースが多い職場であれば人間関係が良好」ということもあるんです!このような場所で働いていくことができれば安心して、長期的に看護師としての仕事を楽しんでいくことができると思います!一体どういうこと?と思っているそこのあなた!これから詳しく説明していきたいと思います!

男性ナースが多いとどんな感じ?

男性ナースが全くいない病棟も意外とありますよね。私が経験した病棟もそのような感じでした。ですが、男性ナースは1人職場にいるだけでも全く雰囲気が違います!女性看護師だけの病棟はどことなくぎすぎすしていたり、ピリピリとした緊張感のようなものが漂っていますよね。しかし、男性看護師がいると、潤滑油のような役割を果たしてくれます!場の雰囲気はなごみますし、いつもは厳しい先輩看護師も少し甘めに接してくれるかも?男性がいることで、女性同士がしっかりと気を使っていくことができるようになります。どんな看護師さんでも男性の前で喧嘩をしたり、厳しい口調になったりすることはしたくないですもんね。さらに、高齢者さんや足腰の不自由な方が多い病棟では、男性看護師さんに力仕事を任せることができますよね!男手が一人いるだけで身体的不安はかなり軽減できると思います。そのような頼りがいから、安心感が生まれて自然と業務にも力が入りすぎずにリラックスして臨めるのではないでしょうか?恋愛に発展するというよりも、ペットのように少し癒してくれる存在として男性看護師が活躍してくれるのではないでしょうか。

男性ナースが多い職場っていったいどこ?

さて、男性ナースが多い職場というのはどこなんでしょうか?まず最初に思いつくのは整形外科です。整形外科では下半身が不自由だったり、高齢の方が多かったりと何かと介護的要素が看護業務の中でも多くなってきます。そんな職場だと男手もかなり重要になってきますので、男性看護師が多い傾向にあると思います。また、精神科病棟も男性看護師が多いです。やはり閉鎖病棟などでどうしても患者さんが暴れてしまった時の対応をしなければいけない時には男性看護師が重要になってくるのかもしれませんね。同じように救急、ER、オペ室ナース、ICUなどでは男性看護師がたくさん活躍しています。泌尿器科だと男性患者さんに男性の看護師さんが付くことも多いです。さらに近年男性看護師も増えてきていますので、どこの診療科でもだんだん男性看護師が増えていくかもしれませんね!男性看護師が多い職場に就職したい場合には参考にしてみてください。

安心して長く働いていくために!

これは看護師に限ったことではありませんが、看護師として働いていくうえで、人間関係というのはとても重要です。先輩後輩関係や、同期の関係が充実していない職場では日々出勤するのがつらくなってしまいますよね。人間関係がうまくいっていない職場では意思の疎通もうまくいかず、最悪の場合医療ミスにつながってしまいます。さらに、人間関係でぎすぎすしている職場の雰囲気が患者さんにも伝わって、不安感を与えてしまうかもしれませんよね。人間関係に悩み、看護師として働いていくことをやめてしまう方も多くいらっしゃいます。すぐに結婚してこの職場なんてやめてやる!なんて考えている方ももしかしたらいるかもしれません。人間関係が少しでも良好な職場を選ぶ際には男性看護師がいるかということも少し参考にしてみて下さい。もちろん、男性看護師が多いからと言って何もない職場ということはないと思いますが、少しでも職場選びの際の助けになれば幸いです!看護師というのはとても貴重な職業です。もちろん自分がやりたい分野の看護に進んでいくのもいいと思いますが、働いている環境が悪いとどうにもなりません。ですから、ぜひ長く、楽しく安心して働いていくためにも、自分に合った楽しい職場を選んでみてくださいね!

看護師専門用語解説

「ダブルルーメン」

ダブルルーメンとは、管の穴の部分が2重になっている管のことです。カテーテルやチューブの1種類で、内腔が1つの場合はシングルルーメン、内腔が3つのトリプルルーメンなども存在します。主に点滴や透析で使用されています。