無条件で義理の両親の介護を押し付けられる

皆さんこんにちは!看護師ってみんなから憧れられる、とても素敵な職業ですよね!日々患者さんが治っていく楽しみや、やりがいがたくさんあるとても素晴らしいお仕事だと思います。しかし、その激務から看護師として働いていると大変なことや、看護師にしかわからない悩みがたくさんあるのではないかと思います。ここでは、そんな看護師さんの悩みを、すこしでも紹介していけたらと思います!ああ、こんな悩みあったなあとか、今まさにお悩み中の方もぜひ一緒に考えていきましょう!

さて、今回紹介していく看護師さんのお悩みは、「無条件で義理の両親の介護を押し付けられる」ということです!

これは実は看護師さんの結婚に限った話ではありません。嫁いだからと言って、無条件で義理のご両親の介護を押し付けられてしまう女性というのは意外と多いんです。看護師だから介護は得意でしょ。だとか、老後の介護をしてもらうために結婚を許したんだ!なんていうわけのわからない言い分をおっしゃるお義母さんやお義父さんもいらっしゃいます。しかし、自分の両親の介護ならまだしも義理の両親の介護まで押し付けられてしまったらたまったものではないですよね。そんなことにならないためにも事前の対策が必要になってきます。せめて心の準備だけでもしておいたほうがいいかもしれませんね。

待ちに待った結婚!でも、実際は…?

看護師だけでなく、世の女性のほとんどはすくなからず結婚に対して憧れを抱いているのではないでしょうか。家庭を持つということは人生においての大イベントになりますよね。しかし、実際はどうなんでしょうか。皆さんは両親の介護についてパートナーの方としっかりと話してから結婚しましたか?嫁いだ時に相手の実家に同居しようとなってしまった場合、要注意かもしれません。もしかしたら男性側は、けっこんしたのだから両親の介護はしてくれるものと思っているかも知れません。きちんとはなしあっておかないと大変なことになりますよ。

義理の両親の介護なんて嫌だ!

看護師さんであれば、看護業務として介護や、生活の補助もある程度含まれていますよね。しかし、これが私生活でもやらなければいけないとなれば話は別です。介護をするにあたって、相手への感謝の気持ちや、よくしてもらった経験というのは非常に重要だと思います。結婚してから、あるいは結婚する前に相手方のご両親にお世話になっていましたか?例えばどうしても仕事が休めない時に子供の世話をしてもらったとか、本当の親のようによくしてくれたというような経験でもあれば、介護もやろうかなという気持ちになるかもしれません。しかし、お前は嫁いできたんだから介護もするんだだとか、嫁の仕事だなんて言われてしまったらたまったものではありません。結婚するというのは相手の家と結婚したわけではありません。素敵な旦那さんと一緒になりたいから、結婚したんですよね?介護を押し付けられてしまうのはもともとお門違いだと私は思うのです。お嫁さんは介護のための物でも、ロボットでもありませんよ。

介護を無理やり押し付けられない為に!

もうご結婚されている看護師さんも、これから結婚を控えている、あるいは考えているという看護師さんも、実の両親や義理の両親の介護というのは避けて通れない問題だと思います。これから家族となる旦那さんとはしっかりと話し合っておかなければいけない問題の一つです。旦那さんや義理のご両親はあなたに介護を押し付けようとはしていませんか?介護するかしないかはご自分の自由です。看護師だから介護して当たり前なんてそんなことないんですよ。自分の親ならまだしも、義理のご両親、つまり血のつながっていない他人のお世話を24時間つきっきりで出来ますか?相当な覚悟が必要だと思います。

介護を押し付けられてしまわないように、旦那さんとはしっかりと話し合いましょう。両親の世話はどうするか。また、施設やヘルパーは検討するのか。意見が食い違ってしまっても根気よく話し合いましょう。そして、自分でも介護についてしっかりと考えておきましょう。もちろん義理のご両親の介護が悪いということではありません。もしも旦那さんも介護を手伝ってくれるなら。といったような条件もあってもいいのかもしれません。旦那さんが、仕事が忙しいからって介護から逃げるようであれば介護を続けるのは難しくありませんか?介護するのかしないのかはあなた自身の自由なんです。しっかりと考えて決めてくださいね。

看護師専門用語解説

「ダンピングシンドローム」

ダンピングシンドロームとは、手術による上部消化管切除後の患者さんにみられる症候群のことです。食べ物があまり消化されないままに小腸に入ってしまうため、悪心や嘔吐、消化吸収不良によって低血糖になるために発汗、動悸などが主な症状になります。