教育が充実している病院で働くメリット・デメリット

看護師の皆さんこんにちは!看護師さんはみんなが憧れる素敵な職業ですが、看護師として働いているときついことややめたくなることがたくさんありませんか?やりがいがある仕事である分、他の職業の方には想像もつかないような悩みがあるのではないでしょうか…。しかし、看護師さんは一人じゃない!今回は多くの看護師さんが抱えているであろう悩みをいくつか紹介していきたいと思います。少しでも多くの看護師さんたちに共感していただき、解決の手助けになれば幸いです!

では早速、今回紹介していくお悩みは「教育が充実している病院で働くメリット・デメリットを知りたい」ということです。看護師さんが働くことができる場所は病院やクリニックなど、様々ですがその病院によって看護師教育制度はバラバラですよね。教育支援によって働き方や看護師としてのスキルが大きく変わってくるのではないでしょうか?今回は教育が充実している病院に着目して、メリットとデメリットをいくつか紹介していきたいと思います。

これから病院選びをする方も、転職を考えている方もぜひ参考にしてくださいね!

教育が充実している病院で働くメリットは?

まずは、教育が充実している病院で働いたときのメリットについて紹介していきたいと思います。
一つ目は、勉強会や学会に参加することができるということです。教育が充実している病院ではこのような機会が積極的に設けられています。日々の業務だけでは自分の仕事内容に関する手技しか学ぶことができません。しかし、教育が充実している病院では学会や勉強会に参加する際に交通費などの費用も負担してくれることがあります。このようにしっかりとサポートしてくれていれば、勉強にもやる気が出てきますよね。
さらに、資格取得もバックアップされていることがあります。看護師の場合看護資格を取ることで専門的なケアに詳しくなるだけでなく、資格手当がもらえたり、キャリアアップにつながったりすることがあります。勉強の機会だけではなく看護師として成長できる機会が与えられるというのはとてもいいことですよね。
二つ目は、教育が充実している病院では新人教育が充実していることが多いです。新人時代は看護師としてまだ慣れていなく、かなり不安だと思います。しかし、このような病院では教育面でしっかりサポートされていますので、成長するまで根気よく面倒を見てくれます。もし失敗してしまったとしても、ミスに対するフォローアップもしっかりしていることが多いので、安心して自分のスキルアップを目指していくことができます。
さらに、新人教育でなく復帰する看護師のサポートも充実している病院が多いです。一度出産などで業務を離れた方も安心して働くことができますね。

教育が充実している病院で働くデメリットは?

それでは、次は教育が充実している病院で働くデメリットについて紹介していきたいと思います。
一つ目は、とても忙しいということがあると思います。先ほどメリットのほうで紹介しましたが、勉強会や学会参加がサポートされています。勉強する機会があるのはとてもいいことですが、実はその勉強会って時間外に開催されることが多いんです。つまり、休日を返上して勉強しなければいけないということですよね。自分の時間がとりにくくなるかもしれません。勉強を取るか、自分の時間を取るか。難しい問題ですね。
二つ目は、教育が厳しいかもしれないということです。教育が充実している分、少し体育会系というか、厳しめに指導される病院が多いです。とくに女性の職場である看護師は少し厳しい指導を受けるかもしれません。新人時代はかなり厳しいかもしれませんね。メンタルを鍛えるためにもいい機会かもしれません。

自分に合った病院探しをしよう!

ここまでで教育が充実している病院で働くメリット・デメリットをいくつか紹介してきましたが、病院を選ぶ際に少し迷ってしまうことになるかもしれません。
しかし、総じて教育が充実している病院は新人看護師さんなら率先して選ぶべき場所かと思います。女性の場合結婚、出産は避けては通れない問題ですので、勉強できるうちにたくさん勉強しておいたほうがいいと思います。たくさんの患者さんに触れていくことで対応できる患者さんの幅も広がっていくのではないでしょうか?若いころの苦労は買ってでもしろとも言いますし、ぜひ積極的に学んでいってほしいです。
これから病院を選ばなければいけない方も、病院の転院を考えている方もぜひ考えてみてくださいね!

看護師専門用語

「ターミナル期」
ターミナル期とは、終末期のことです。患者さんの回復が難しいであろう段階で比較的症状が安定し、数週間から数か月で息を引き取るであろうと予想される時期のことです。患者さんが良い最期を迎えられるように行われる終末期医療も現在注目されつつあります。