看護師という職業は男女関わらずにケアをする仕事です。患者さんの老若男女に関わらず体を拭いたり、トイレ介助をしたりすることもあります。そのため、異性を前にしても患者さんと接しているようで恋愛モードにならない人もいるのではないでしょうか。今回はそんな看護師ならではの悩みに答えていきたいと思います。
恋愛モードにはいらない原因は?
看護師は職業柄、出会いが多いのにも関わらず、なぜだか恋愛モードにはいらず終わってしまうということもあるのではないでしょうか。看護師は老若男女に関わらずに体を拭いたり、トイレ介助をしたりするため、男性を異性として見れなくなってしまう人が多いようです。もちろん、介護行為のときに若い男性だからと恥ずかしがっていては仕事にならないので、それはいい看護師の証拠です。しかしながら、プライベートが充実していなければ、仕事も頑張れなくなってしまいます。プライベートを充実させる方法はたくさんありますが、今回は恋愛スイッチをいれてプライベートを充実させようというお話です。
恋愛スイッチをいれるポイントは?
まずは恋愛したいという気持ちを持つことが大切です。看護師は夜勤や日勤が交互にあったり、休みが毎週同じ曜日と決まっているわけではないので、付き合ってもスケジュールを合わせるのが大変、少ない休みの時間を自由に使いたいなどと考えてしまう人もいるのではないでしょうか。また、看護師の給料は比較的高く、いろいろな人と関わるため、経済的にも精神的にも自立している女性が多いです。そのため、人と付き合うことで、休みの日にもわざわざ料理や掃除など彼のために世話をするのが面倒くさい、一人でも楽しく生きていけると考えてしまう人もいるのではないでしょうか。そんな面倒くささを感じてしまう恋愛のスイッチをいれるには楽しそうや幸せそうなどといった恋愛の良いところを考える必要があります。ハッピーエンドで終わる恋愛物の映画や小説、漫画を読んでこんな恋をしたい!という恋愛欲を高めていきましょう。
次にこの人と付き合ったらどのような感じなのか想像してみる癖をつけましょう。病院のスタッフや友達、飲み会で知り合った人など、恋愛対象かどうか、タイプかどうかに関わらず想像してみましょう。例えば、車好きな人であれば、ドライブデートをしたいな、夜はこの前テレビで見たあのレストランで食事をしたいな、帰りはあそこの丘で夜景を見てから帰りたいななどと想像をふくらませてみましょう。もし、彼がインドア派なのであれば、休日は一緒にお昼寝して、ゲームをしたり漫画を読んだりした後、一緒に買い物に出かけて料理して、二人で仲良くご飯を食べようなど想像してみると恋愛も悪いものではないことに気づくと思います。また、そのような想像をすることで、命を扱う職業のため常に気を張っているあなたの雰囲気の中にやわらかさが出てくるようになり、病院内のスタッフなどからも魅力的に感じてもらえるようになります。
また、とりあえずデートしてみようという気持ちも大切です。1回デートしたら次断るのが面倒くさそう、特に好きな訳ではないのに誤解されたら嫌だななどと考えてしまっていませんか。いろいろとかんがえてきデートを断ってしまいがちな人は、デートに誘われたらとりあえず行ってみようという気持ちを持ちましょう。二人でデートすることでいつもとは違った一面を知ることができますし、それを見て恋愛モードになることもあります。一度デートしてみてやはり合わないなと思ったらその時に断ればいいだけなので、デートをする前から対象外だと思わないようにしましょう。また、先のことを考えすぎないことも大切です。年齢的に結婚相手になる人かもしれない、仕事柄彼との予定が合わずにそのまま別れてしまうかもしれないなどと恋愛する前からいろいろと考えすぎてしまっていませんか。付き合ってみたら彼に理解があり予定を合わせてくれるかもしれませんし、今の状況が変わるかもしれません。逆に、うまくいかなかったとしても、それはその時に考えればいいだけなのです。あまり難しく考えすぎてしまうと恋愛スイッチはオンになりません。先のことをあれこれと考えずに、今その人といることが楽しいか、また会いたいと思えるかなどを考えてみてはいかがでしょうか。
これらのポイントを踏まえて、恋愛スイッチをオンにして恋に仕事に充実した毎日をぜひ送ってください。
看護師専門用語
〜ベジタブル〜
植物状態のことを言います。重度の意識障害である遷延性意識障害とも言われます。自力移動が不可能であること、自力摂食が不可能であること、糞・尿失禁があること、意味ある発語が不可能であること、簡単な命令にはかろうじて応じることができるが意思疎通は不可能であること、眼球は動いていても認識は不可能であることで定義づけられています。脳死とは異なり、生命維持に必要な脳幹や中枢神経系、循環器、呼吸器、消化器は正常に機能しているため、自発的な循環、呼吸、消化はみられます。