バリバリ働いているうちに男性らしくなってしまった

看護師として、長年勤務を続け、キャリアを重ねていく中で、仕事への情熱がさらに増していき、仕事が生きがいだというようになっている看護師の方もいると思います。

後輩への指導にも熱が入り、ダメな所はだめだと叱り、ミスを責めて人は責めない。そんなあなたのことを、先輩かっこいいです!と慕ってくれる後輩も少なくはないでしょう。

しかし、そんな時にふと、あれ?自分って女らしくないかも…バリバリ働いているうちに、気づけば男らしくなってしまったのでは…と思う時があるかもしれません。

仕事、仕事と生活してきたけど、やはり、年齢を重ねれば重ねるだけ、女性としての幸せをつかみたいと思うものです。

もしかして、このままでは結婚できない?そんなあなたのために、今回は、男性らしくなってしまったとき、どうすれば女らしくなれるのか、そもそも、男らしくて悪いのかという点にフォーカスしながらお話していきたいと思います。

そもそも、男らしくて悪いわけ?

もしかして、男らしくなってしまったのでは?と悩んでしまう人もいるかも知れませんが、ちょっと待ってください。そもそも、男らしいということは悪いことなのでしょうか?

男らしいことが悪いように作用する状況として考えられるのは「恋愛」だと思います。男性なんて、若くてキャピキャピしている女の子の方が良いんでしょ?どうせ男っぽい私なんてと思っているかもしれませんが、男性の中には、むしろ、気を遣いすぎなくていいので一緒に居て気が楽だという人や、すぐに泣いたり、気を病んだりする女の人よりは、さばさばしている女の人の方が、見ていて気持ちいいし、付き合いやすいと考えている人もいます。また、単純に、男勝りな女性が好きだという男性もいるので、それほど敬遠されているというわけではありません。

そのほかに、男性らしい女性が損をすると考えられるのは「職場での男性受けが悪い」ということが挙げられます。職場の上司など、男性医師は媚びてくるようなぶりっ子の方が好きなんでしょう?と思っているかもしれませんが、これまた、意外とそんなことはありません。

理屈で理解し、病に挑むことが必要とされる医療の現場ですので、感情論で動いたりする女性らしい看護師はむしろ仕事がしづらいと感じられることが多いようです。

男性らしいというよりは、自分らしさが表れていると捉えてみれば、むしろ自然体でいいことだと思いますし、無理に着飾って可愛くふるまうことは、少々息苦しいと思います。また、そうして手に入れた人間関係というのもあまり気持ちよく付き合えるものではないでしょう。

女らしくなるにはどうすればいいの?

とは言ったものの、やはり、女として生まれたからには、女らしく在りたいと考える方にいくつかお勧めあります。

まず、第1に挙げられるのは、「細かな気配りを出来るかどうか」という点だと思います。例えばですが、自分から挨拶をする、笑顔で対応する、連絡や返事をすぐにする。といったことが挙げられます。男性は、女性にしかできないような気配りといったものに、女性らしさを感じる生き物です。また、こういった気配りが出来る人は、周りに目を向けられる余裕がある人です。仕事のキャリアを積み、周りをフォローしてあげられる立場になった今こそ、細かな気配りを意識してみてはどうでしょう。

そのほかには、趣味としてお菓子作りをしてみたり、休みの日にはショッピングに出かけたり、恋愛映画を観るというのもいいでしょう。仕事終わりのおしゃれや、職場でのメイクを変えてみるといった一般的に、女性らしいと思われることを始めてみるといったことからでも、女性らしくなる努力というものは出来ると思います。

仕事も捨てられない!キャリアと女らしさの両立をしていこう!

さて、ここまで、男性らしくて悪いのか、女性らしくなるためには、という点について触れてきましたが、仕事をおろそかにしてまで、女らしさを磨こうとは思えないし、かといって男っぽいと思われることを良くは思わないというのが本音だと思います。

やはり、大切なのは、キャリアと女らしさの両立だと思います。仕事をバリバリ出来るようになったうえで、周囲にまで目を配れるようになるということで、仕事で一目だけでなく、男性からも一目置かれるようになること間違いなしです。

ただ、男性らしいことが悪いかどうかでも触れましたが、男性らしくても、むしろ素敵だと思ってくれる人も多くいるので、素の自分、自然体の自分でいるということがキャリアと女らしさというものを両立していくための近道ではないかと思います。

是非とも、公私ともに充実した看護師生活を送れるように、ご参考いただければ幸いです。

看護師専門用語

ミオグラフ
筋運動記録器。筋肉の運動を電気的に測定して記録する計器のこと。