どんな人たちが医療翻訳家になっているの?

医療翻訳家ってなんだろう?お仕事について知りたい!
皆さんこんにちは!みなさんは医療翻訳家という職業をご存知ですか?なかなか聞きなじみがない職業かもしれませんが、実は今注目されている職業の一つなんです!
もしかしたら転職を考えている方や、ほかの仕事を探している人がいるかもしれません。それに、医学の知識にとても精通していなければいけないというわけでもないので、看護師さんや介護士さん、さらに医療にあまり精通していない文系の方達でも十分対応することができる職業だと思います!
今回は、医療翻訳家を目指す方は、どのような人たちなのか、いくつか紹介していきたいと思います!もしもほかの仕事に興味があったり、副業や在宅でできるようなお仕事を探していたりする方はぜひチェックしてみてくださいね!

医療翻訳家ってどんな仕事?ちょっと紹介!

翻訳家は、みなさんご存知の通り外国語で書かれた文章を日本語になおす職業の事ですよね。医療翻訳家の場合、医学、物理、生理学といった医療に関係する様々な文章を日本語に翻訳するという職業です。医療関係の報告書や論文は基本的に英語で書かれています。英語で書いていないと医療系の論文はいいものとして認められないという事情があるんですよね。さらに治療に重要なお薬なども海外からの輸入品だった場合、それの内容を日本語に翻訳する必要があります。それを薬剤師さんや医師、看護師など様々な医療関係者にわかりやすく読んでもらうために、一語一句正確に翻訳していくのが医療翻訳家のお仕事です。的確な翻訳文を考え付くための英語力と、国語力は重要になってくると思います。英語を日本語に直すだけではなく、日本語を英語に直す医療翻訳家もいます。自分の専門分野で活躍できるように自分に合った方向性を選んでいくといいかもしれませんね!もちろん、英語も日本語も精通している方の場合は多方面からの仕事依頼を受注していくことができます。また、翻訳のお仕事はほとんど個人的に、フリーランスとしてやっていくものになりますのである程度翻訳にかける時間というのが必要になってきます。医療翻訳家のみに仕事を絞ってしまえばいいのですが、副業的に仕事をしていく場合は文章量や依頼される原稿料を考えてある程度の時間を作る必要があります。さらに納期に向けてしっかりと依頼をこなしていく必要がありますね。

医療翻訳家になっている人はどんな人?

さて、それでは医療翻訳家を目指して、実際に働いている人たちはどんな方々なのでしょうか?
まず、医療翻訳家を目指すためには最低限の英語力が必須となります!例えば、英検なら1級、TOEICなら860点以上といったように、最低限、目に見える形で英語の好成績を依頼主に示す必要があります。なかなか試験で目指すには難しいボーダーラインだとは思いますが、もともとそのような点数をとれている方であれば仕事はたくさんあると思います!やはり、自分の英語力に自信がある方が医療翻訳家を目指す例が多いようです。
さらに、もともと医療関係者で、医療翻訳家を志す方がいます。医療翻訳家が翻訳していく文章というのはもちろん医療関係の文章になりますので、医療関係の専門用語や、医学に独特の英語表現はある程度理解しておく必要があります。そのような場合に医学に精通していた人の場合かなりほかの翻訳者さんたちよりも有利に仕事を進めていくことができます。そのため、もともと医療関係者だった人や、研究員だった人が医療翻訳家になるということがよくあるそうです。医療関係者さんの場合学会や勉強会、日々の業務の中で専門用語に触れる機会がたくさんあると思いますので、そういった経験を生かしていくのもいいかもしれませんね!

実は、専業主婦になり、比較的自由になる時間ができた方が医療翻訳家をめざすというのも多いんです。文系の方でも、理系の方でも医療翻訳をこなしていくためには専門用語や表現、医学の知識をしっかりと勉強していく必要があります。いい文章を書くためにはその分野の勉強は欠かせませんよね。時間が取れそうな時期に医療翻訳家を目指す方も多いんです。英語の勉強をこれから始めるというときにも、自分の時間が取れる方の方が有利ですよね。結婚、退職を機に新しい仕事に手を出してみるというのもあるのではないでしょうか!

医療翻訳家を目指してみよう!

さて、これまでお話してきましたように医療翻訳家というのは理系でばりばり働いてきた人に限らず、勉強次第ではだれでも目指すことができる職業です!何より、自分が医療に携わって治療に貢献することができるというのはとてもうれしいことではありませんか?もしかしたら患者さんの命を守るための文章に携わることができるかもしれませんよ!翻訳の作業は根気が必要になると思いますが、文章を完成させた時の喜びはひとしおです!ぜひ興味を持った方は医療翻訳家を目指してみてくださいね!